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リトルガーデンの陶絵付けやインコの寅ちゃん、日々のことなど。
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珍しく雨の無い七夕さまです。
雨のところもあるようですが、東京では風はあるものの綺麗なお月さまも見えています。
星も見えているので、今年は織姫とひこ星も会えた事でしょう。
何か縁起が良い気がして、今日はメジロさんのウェルカム・プレートを発送しました。
結婚式場のレイアウトの打ち合わせに間に合ったとご連絡をいただき、偶然の事なのですが良かったです。
昨日は銀座のギャラリー・ミハラヤさんに、オーダー品のスズメちゃんのカップ&ソーサーをお届けして来ました。
大物2点が手を離れたので、これでようやく安心して阪神デパートの準備に専念します。
当面はカップ&ソーサー10客を仕上げるのが目標。
セキセイさんとオカメさん、文鳥さんです。
その次は小さなお皿を沢山作りたいし、セキセイさんの蓋物も作らないと‥今は1つも手元に無いのです。
そしたらラブ・バードも作りたいなぁ〜。
こんな感じで、まだまだ先が見えないのですが「大阪に行ったら、あそこに行って〜」と、夢は膨らんでいます。
新幹線チケットとホテルも、しっかり押さえてしまいました(笑)。
8月1〜2日の土日は阪神デパートの会場近くに、終日居る予定でおります。
できればその際にも追加納品ができるよう、頑張ろうと思います。

09.07.07.jpg
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昨晩は新聞のテレビ欄に「七宝花鳥図」の文字を見つけ、もしや?と思って番組を見てみました。
迎賓館の部屋を飾る、七宝焼の花鳥図の額32面。
これは濤川惣助さんという作家の手による物で、無線七宝という技術だそうです。
金属板の上に釉薬を流し込む時、モチーフの形なりに金属で仕切りを作って色を分けるという事ですが。
この方は焼成前に金属を抜いて釉薬が混ざりあう微妙な色のボカシを出しているので、やわらかい感じが絵画的です。
当時としては、画期的な事だったらしいのです。
大好きな花鳥図ですし直に見てみたいですが、展示場所が場所だけに庶民には遠いですね。
昨年の暮に三の丸尚蔵館で、1900年のパリ万博に出展した工芸品の展示を見ました。
この時からずっと並河靖之という方が気になっています。
あいにく展示が入れ替わって直に作品は見られなかったのですが、目録に載っていた四季花鳥図花瓶の写真が忘れられません。
こちらは金属を残した有線七宝で、工芸的な精密な絵です。
作品は花鳥をモチーフにした物が多いのですが、金色の罫線で輪郭をとっているので比べると和風な感じ。
この2人のナミカワさんは同じ時代に活躍されて、迎賓館も2人のコンペだったそうです。
洋風な雰囲気が迎賓館の建築に合うという事で、濤川さんに決まったそうですが。
東の横綱、西の横綱、と呼ばれていたのだそうです。
今度の大阪行きは京都に寄って「西」の並河さんの美術館に行くという、ついでの目的も。
ご本人がお住まいになっていたお屋敷だそうで、お庭も素晴らしそうです。
私の花鳥図はこの後に金彩をして、お窯に入れました。

09.07.05.jpg
スズメちゃんのカップ&ソーサー出来上がりました。
シンプルがお好きと伺っているので金彩は控えめに。
でも、これが有ると無いとでは締まりが違います。
インコさんに全く興味が無いという友人も「あれ良いわ」と電話のついでに言っていたので、スズメちゃんは人気の鳥さんです。
金彩は焼成後にジルコン・サンドという目の細かい砂で磨くと輝きが出るのですが、切らしてしまったので昨日は陶画舎に。
ちょうど夏のバーゲンで金液なども買って来ました。
金液はとても高価なので少しでも割り引きがあると、千円単位で違って来るのです。
ショップをウロウロしていると見慣れた人影が。
長いこと動物講座でご一緒だったUさんで、彼女は春から校長先生のプレ・クラスに行かれたのですが。
久しぶりだったので、つもる絵付け話もあってお茶して来ました。
校長先生のクラス‥受講してみたいような、でも今の描き方をくずす気が無い私はどうしたら良いものだか。
校長先生の絵の具は、オイルが多少ゆるめです。
厚く乗せる事は無理なので、淡く何度もていねいに絵付けを繰り返すのだとか。
とにかく、ていねいなのだそうです。
それでなくても絵付けは根気のいる作業ですが、これ以上焼成回数を増やすのはせっかちな私には向かないかも?
統一したカリキュラムのあるレギュラー・クラスは別ですが、同じ上絵付けでも先生によって方法はさまざまです。
追っかけしているK先生は常に影の作る立体感を意識されているので、効率が良いというか、理にかなった描き方で‥そこの所が私はとても気に入っているのです。
プレ・クラスは半年なので、まずそれを受講して考えても良いのですが。

09.07.04.jpg
ただ今、もう1つ進行中のウェルカム・プレート。
大きいサイズのプレートは久しぶりです。
お2人の門出を祝うプレートを‥という時にリトルガーデンを思いついて下さる事は、とってもとっても嬉しい事で。
時間が無いなんて、言っていられません。
もちろん、お式の日取りを動かして頂く訳にも行かないので頑張ります!
ホームページの「ワイルドローズとソウシチョウ」のプレートを気に入って下さって、そのイメージです。
トリさんが赤い実をくわえている所も、気に入って下さっているそうです。
新婦さんがメジロさんをお好きだそうで、主役はメジロさんのペア。
ワイルドローズは淡いピンクと濃いピンクと、2色混ざっているのですが。
これは2回目の絵付けを終えたところで、焼成すると濃い方のピンクがもうちょっと発色が良くなります。
あと2回くらい、影を濃く入れていきます。
同時にスズメさんのカップ&ソーサーの金彩をしてお窯に入れたので、こちらは明日の朝には出来上がる予定。

09.07.02.jpg
インコさんのカップ&ソーサーも途中ですが、もう1つスズメさんと赤い実のセットを手がけています。
銀座での鳥展の際に定番の「スズメちゃんのミルクピッチャー」をご覧になって、C&Sのお問い合わせがあったそうです。
その事もあって、阪神での展示アイテムにC&Sを加えようと思ったのですが。
素材の写真と下書きをギャラリーさんにお預けしていて‥無かった事だと思っていたのですが、オーダーを頂いたと連絡を頂きました。
有り難うございます。
本当は出来上がりをギャラリーさんに預けて、お返事をいただくのが正しい方法かもしれません。
素材はシンプルな形がご希望という事で、日頃リトルガーデンで使用している物よりサッパリしたデザインの物を使いました。
下書きではカップのスズメさんは表に1羽でしたが、思いついて裏にも1羽入れました。
背中を見せた後ろ姿で、振り返っている所が可愛いらしいです。
これは3度目の絵付けを終えたところ。
焼成の後もう少し手を入れてから、金彩を使用する予定です。
お客様は「ゆっくりで良い」と言って下さっているらしいのですが、デパート展の後に回してしまうと随分遅くなってしまいます。
実はこの他にも制作を始めた物もあって、なかなかデパート展の準備に手が付けられません。
今日で6月も終わるという事で、6月は30日迄なんですね〜。

09.06.30.jpg
どうも気に入らなかったカップ&ソーサーの初回の絵付け、4セットとも描き直しました。
陶絵付けは陶磁器のツルツルの面の上に絵の具を乗せているので、焼成する迄は何度でも描き直しができます。
軽く拭けば消えてしまうので、それはそれで便利な所でもあるのですが。
描いている時に上からウッカリ触ったり出来ないところが、難しい所でもあります。
特に360度絵付けをする立ち物やカップ類は、とっても気を使います。
ソーサーは右の1回り大きい絵が、新しく描いた方。
ほんの10%程度の事ですが、大きく印象が変わりました。
左の絵が小さい方も決して悪くは無いと思うのですが‥むしろブランド食器のレイアウトのバランスは、こっちに近いと思いますが。
トリさんを前面に押し出すリトルガーデンとしては、やはり右の方がしっくり来るようです。
描いている最中に「これで良いよね?」と自分に言い聞かせているような時は、どこかで納得していないのだと今回の事で思いました。
そういえば普段はあまり何も考えずに、鼻歌まじりで描いているような。
もっと早くに切り替えができれば良かったのですが。
カップもちょっとレイアウトを変えて、ようやく4セットの焼成を始めました。
カップ&ソーサーは別件も控えているので、これからそちらの準備も始めます。

09.06.27.jpg
ようやく阪神デパート展の準備をと思い、まずカップ&ソーサーに手を付けたのですが。
ソーサー4枚、カップも2つ、1度目の絵付けを終えた所でやり直す事に。
「どうかな〜」と悩みながら進めていた作業が、やはり気に入らない。
もっと早くに決断すれば良かったのですが。
フチの所に少し色を入れるつもりで「品も良くなるし」と、絵を1回り小さくした事が良くなかったようです。
このままではフチに色が入ったとしても、チンマリとまとまってしまいそう。
見ようによってはプリント物風に見えてしまうかもしれません。
1日の作業がフイになりますが、ここで自分が納得できれば他の鳥さんのバリエーションでも生きてきます。
そう思って(涙ながらに)やり直し。
デパート展の搬入まで1ヵ月になりました。
そろそろ気合いを入れて準備に専念‥と思っていた所に、他の絵付け仕事も舞い込んで来て。
有り難い事なので勿論お引き受けするのですが、スケジュール的には苦しくなって来ました、
こういう事もあるからと余裕を持って動く人だったら良いのですが、毎回綱渡りになってしまいます。

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日曜日は雨が降ったり、止んだりでしたが、清里へドライブを決行。
「八ヶ岳倶楽部」へ行ってみました。
俳優で日本野鳥の会の会長さんである柳生博さんと、真吾さん親子が自力で開拓して造ったという雑木林のある小さな施設。
息子の真吾さんはガーデニング・デザイナーです。
レストランやギャラリーの他にあるのは雑木林だけなのですが、その手入れされた雑木林が素敵でした。
雨に濡れて、緑の良い匂いがしました。
雑木林の中を歩くと雨音のわりには、傘を畳んでも濡れないという事も発見。
小鳥の声もあちこちから聞こえて、姿を見たのはシジュウカラだけでしたが色々な声が混じっていましたよ。
声を聞き分ける事ができたら良いのに〜と思いました。
素朴だけど素敵な生活の実践版みたいな施設なので、雨天にもかかわらず女性の来訪者が沢山。
私達も妙齢の女性3人連れでした。
その後に行った「萌木の村」という所は観光客向けのお土産村という感じでしたが、ちょっとはずれて山道を散策すると滝が見える丘がありました。
マイナスイオンを吸い込んで、「寿命が延びたね〜」と満足(笑)。
道中は木の幹に垂直方向に止まっている鳥さんを発見!
その向きのままスズメのようにチョンチョンと飛びながら、木の幹を登って行きました。
目の所に横向きに筋が1本あったので、ゴジュウカラです。
あまりの可愛いらしさに大コーフンでした。
この鳥は図鑑で見ると必ず木の幹に垂直方向に止まっている図が描かれているのですが、その訳がわかりました。

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鳥絵塾の谷口高司先生の奥様が紹介して下さって、神田のバードウォッチング用品専門店Hobby´s Worldさんに伺って来ました。
野鳥界(笑)に顔が広い方なので、「トリ扱いシールを置いてもらえそう」とアポを取って下さったのです。
「ついでに器も営業して来なさい」とおっしゃるので、お言葉に甘え友人オーダーのマグカップをチラとお借りして小物と一緒に持参。
マグとミルク・ピッチャーをお店に置いていただける事になりました。
(営業に行っておきながら)阪神デパート展が終わってからという私の我が侭も聞いてくださり、8月中旬からの取り扱いになります。
トリ扱いシールの方はスタッフのTさんが昨年秋のジャパン・バードでお求め下さっていて、有り難うございます〜。
お店のブログでも宣伝して下さるそうで、そこからリトルガーデンに興味を持って下さる方がいらしたら嬉しいです。
Tさんと「野鳥VS飼い鳥」なんて事は無く「鳥さんは皆友達ね〜」と盛り上がり。
店長さん始めスタッフさんは気持の良い方ばかりで、初めて伺ったというのに妙に楽しく馴染んで帰って来ました。
バードウォッチング用品の他に、鳥の本も充実しているお店です。
谷口先生と奥様の共著で最近出版された「大人のためのバードウォッチング入門」、サイン入りの最後の1册(笑)を頂いて来ました。
マグは慌てて撮影したので少々ピンボケ気味。
納品の際に友人のOさんが「どんどん上手になるねぇ」と言って下さり、嬉しかったです。

Hobby´s Worldundefined
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昨日は絵付けの学校と、鳥絵塾とのはしごでした。
絵付けの学校の動物講座では、ウサギの陶板を描いています。
動物の毛並みは平筆を起こして描くのですが、K先生の追っかけ歴も長くなった私はけっこう得意。
「上手いです」と誉めていただけるのですが。
「ちょっと毛が硬そうに見えますね、長さを短目に描いてみましょう」と先生がおっしゃるとうりにしてみると、あ〜ら不思議。
柔らかそうなウサギさんの毛並みに。
たった一言のアドバイスですが「目からウロコ」のポイントで、1日の収穫としては充分満足です。
その後は息つく暇も無く、谷口高司先生の鳥絵塾へ。
お題はコノハズクでした。
足の指が前2本・後2本というのは知っていましたが、これはインコさんの指とは違うそうで。
前3本の指の内側の1本が、自由になるので後に回しているそうです。
なので、インコさんと違って内側の指の方が長いのだとか。
他にもお腹の模様が縦に並んでいるというのも、私は初耳で。
以前コノハズクのお皿を描いた事がありますが、知らなかったとはいえ大嘘を描いていました(恥)。
神戸の花鳥園でコノハズクやフクロウを沢山見ましたが、「可愛い〜」と思いながらなので観察には程遠かったようです。
良い先生について学ぶという事は、こうやって大事な「ちょっとした事」を積み重ねて行けるという事なのだと思います。

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プロフィール
HN:
リトルガーデン
性別:
女性
自己紹介:
リトルガーデンは白い陶磁器に小鳥と花を手描きしています。
お気に入りの小鳥さんを見つけてくださいね。
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