野鳥シリーズ

今日は節分‥２月２日というのは124年ぶりだそうです。
人生初で最後の体験。
最近は豆まきをはしょって、買って来た恵方巻きを食べるのみになりました。
今年は南南東を向いて、黙々と食す。



ペンダントはハクセキレイのオーダーを１点頂いたので、ついつい他の種類も作る事にしたのですが。
出来上がった物をツイッターに上げたら「いいね！」を沢山頂いて、思いがけなくて嬉しかった。
紺地というのが良かったようです。
「アンテークショップに置いてありそう」と、思いがけないお言葉を頂いたのは驚きで。
その路線、ちょっと意識してみます。



思いつきでペンギンも描いてみたら、ペン好きさんは沢山おられるようで人気でした。
久しぶりに登場したこの子は、アデリーペンギン。
野鳥シリーズのペンダントですが「ペンギンは南半球の野鳥なのでOK」というコメントを、なるほどと受け止めてます。



数日前にも書きましたが、少なからず値上げをしようと思い‥パッと見でもわかり易く、チェーンを立派にする予定だったのですが。
浅草橋の大手手芸店に行っても、この色のこの長さでは他に既製品のバリエーションがありませんでした。
なので言い訳がましく（笑）アジャスターも、後から取り付けてみました。
小さい物なのでチェーンは40センチと短めにしていましたが、これで45センチまで伸ばす事が出来ます。
肝心のお値段はどの位にしようか？
「次は、もう作りたくない」と、思わない位にはしておきたいです。

１月も終わり

ボーッとしてる間に、１月も終わりです。
長らくお預けにしていた神田明神の初詣に、ようやく行って来ました。
車でササッとですが、生活圏の外に出たのも久しぶり。
お勤めもして無い方は、そういう人も多いのでしょう。
例年のお正月の混雑とは遠いですが、それでもけっこうな人が詣っていました。



やっぱり日本人の血なのでしょうか？
これを無しにすると、１年中ソワソワしてしまいそう。
絵馬の付いた破魔矢も、まだまだ山程置いてあって良かった。
これを玄関の定位置に置かない事には、落ち着きません。
ついでに浅草橋にも回って、ペンダント用のチェーンと、オーダー品を入れる箱も求めて来ました。
ペンダント、ようやく出来上がりました。
普段だったら駐車場に車を入れて、食事もするところですが。
オットは車でお留守番。
駆け足で用を済ませて、フレッシュネスでハンバーガーを買って、車中で食す‥潤いないです。
大賑わいという感じではないし、閉まっているお店も多かったけど、それでも世の中は回っているのだなぁ。
家から出ない暮らしなので、きっとテンポがズレている私。
お引っ越しするご近所友の送別会も開けず、別居のムスメには「今は入院させてもらえないよ」と言われて一緒に食事する事も叶わず‥本当に不自由な毎日。
ここのところ感染者数は減少傾向でホッとしていますが、緊急事態宣言は延長となりそうなので。
適当な所で、折り合いを着けて暮らして行かねば。

ようやく最初に

グズグズしている間に、１月も残りわずかです。
このテンポは、サスガにマズイような気がする。
年末の東急本店で承ったオーダーで大物も抱えているのですが、ブランクもあるので小物から手を着けています。
で、今年ようやく最初に仕上がったのは小さな手塩皿。
珍しい色のコザクラインコさんのオーダーでした。



色々な絵の具を溶いて小皿１枚と言うのもナンなので、色変わりのお友達も一緒に。
コザクラインコさんは沢山の色の種類があるので、作っておいたら助かる日もあるはずです。
インコさん達が優しい色合いに仕上がって、何か嬉しい。
白磁ってツヤツヤでキレイだなぁと、改めて思う。



ここ数日は感染者数が落ち着いて来て、ちょっと安堵の日々です。
また波が来るのでしょうから気は抜けませんが、少しでも普通の日々に近付いて欲しい。
ニュースに一喜一憂しているので、いい年して（笑）コロナを言い訳に、気持ちをかき回されていたらダメだなぁとも思います。
しばらく出展予定を入れてないのもあって、ぼんやり気味の暮らしですが。
初夏から夏にかけては出展や、絵付けの展示会や、色々待っています。
直前になって冷や汗をかかないように、エンジンかけて行かねば！

その後のグダグダ

その後、やっぱりグダグダしております。（汗）
ペンダントの製作を始めているのですが、前途多難。
昨年末に１度作った時の下絵に修正を加えたり、新しい鳥さんを描き起こしたりして進めています。
白地のままより使い易いと思って背景に色を入れていますが、このチマチマしたマスキングがことのほか手間がかかる。
前回の反省もあって、今回は周囲のレリーフ部分にもマスキングして地色を入れました。
こんな小ちゃな物に焼成回数だけ増えて‥一緒に小さなお皿とか、お茶碗１個とか、色々手を広げてお窯に入れているので、結局何も完成しないという状況。
絵の部分は１回目の焼成以降は手を入れてないので、まだ淡いです。
周囲のレリーフ部分はラスター彩ですが、平らで無いのでラスターが流れて色が抜けた部分もあって。
大きなお皿ならば、そのムラも味わいだと思うのですが。
小さい物だけにビミョ〜で加筆、２度手間をかける事になってしまった。



以前は同じペンダント素材で周囲にクルリとマット金彩をしましたが、当時でも赤字覚悟のお値段でした。
金の価格が高止まりしているので（元々が良いお値段なのに、昔の２倍です！）コミッション料を乗せての百貨店価格を考えると、かなり高価になってしまう。
で、ラスター彩を使っているという訳なのですが。
それでも前回出した価格ではツライので、値上げさせて頂く事になります。
１個２個なら何ともない事でも、数を扱えば扱うほど身動きがつかなくなってしまう‥。
自分にとってのサスティナブルな世界と思うと、もっとシビアに考えないと。
お求め易いお値段にとか‥中途半端な事を考えるから、いつも大変な事になってしまうのカモ？と、じっと手を見て（笑）振り返り中。
金彩（このペンダントの場合はプラチナ彩）をタップリ使って、その分お値段をバーンと上げるという思い切りが必要なのカモ？とも思う今日この頃です。

覚醒？

ふと気が付くと、１月も半分終わっていました。
コロナの感染拡大で、厭な感じがする年明けで‥気分が上がらないまま、ダラダラと過ごしてしまった。
寅ちゃんと一緒に蜜柑を食べたり、腕に乗せて床でゴロゴロしながらウッカリ寝てしまったり‥。
ダメな人になり果てておりました。
余談ですが、この寅ちゃんの表情！
鳥は表情が無いと仰る方もありますが、目を細めて満足そうにして可愛い。
よく見ると、ちっちゃな睫毛もあるのですヨ。



所属している絵付け団体 J.P.P.A.（日本ポーセリンペインターズ協会）では年に２回、会員参加イベントが開催されます。
この１年は人が集まるという事が難しかった為、８人の先生方の絵付けデモンストレーション動画を会員向けに１週間限定で配信中。
拝見していると、しばらく忘れていた筆運びの感触を思い出して。
ちょっと覚醒したのでしょうか？
今日はようやく今年初、お窯にスイッチを入れました。
なんと、１ヶ月も絵付けを忘れて暮らしていました。
デモ映像にお骨折り下さった先生方に感謝です。
大物が描きたい気分にもなりましたが、予め準備を進めていたペンダント•ヘッドの鳥さんの群れから描き初め。
年末の東急本店で、ついオーダーを１点受けてしまって。
それだけでは効率が悪過ぎるので、手持ちのペンダント•ヘッドを総て並べて色々な鳥さんを描き始めました。
他にもオーダーを頂いているのですが、納期をゆっくり４月まで頂いているので、のんびり行きます。
２月末からの出展のお話がコロナで飛んだので、思いがけなく余裕の日々。

小さな希望

毎日、感染者数は過去最高を更新して行きます。
「年が明けたら‥」と、根拠の無い期待があったので。
心は日々ダメージくらっております。（涙）
今日はついに、関東１都３県に緊急事態宣言が発出されましたが。
それにも増して、東京の感染者数が一気に2447人にまでなった事は衝撃！
しかも、ここがピークとは思えない勢いです。
こんなじゃアカンと思いながらも、心がかき乱されて何も手に付きません。
佐々木裕子先生のお教室も、本来は今日の予定でしたが。
お休みの連絡を頂いて‥これは賢明な判断と思います。
それにしても加速度的に情勢が悪化して、終わりが見えないという‥この閉塞感。
どうか安心して暮らせる日々が、早く戻って来ますように。
小さくても何か先に、明るい希望が欲しいところです。
３月末に楽しみにしている美術館の展示があるので、その頃には風向きが変わっている事を祈りながら暮らすしかない。
そして、早くから中止が決まったと聞いていたテーブルウェア•フェスティバルですが。
オンラインでの開催が決まったらしい。



毎年チケットを都合して下さるオットの関係の方が、下さったそうで。
私が「行く、行く」と、いつも騒いでいるからだと思うのですが。
スッカリ諦めて忘れていたので、思いがけなくてとても嬉しい。
東京ドームを１日かけてグルグル回る、例年の楽しみは無いですが。
コロナ禍の今は、これでも幸せと思わねば。

新年の始まり

大晦日の東京の感染者数は衝撃でしたが、ともかく新しい年が明けました。
気侭なブログですが、新年もよろしくお願い致します。



こんな状況なので、恒例の神田明神への初詣は当分お預け。
見計らって近所の氏神様に詣でただけの、引き篭もりの三が日でした。
日常が始まった途端に、東京近郊は非常事態宣言が発令されるという話がバタバタと決まりそうで。
年が明けたからと言って、状況がパアーッと変わる訳では無かった事が悲しい。
非常事態宣言の前に慌てて、区役所で住民票を取って来ました。
（区役所は混んでいました。）
１級絵付け技能士の資格を取って、早５年！‥時間の速さにビックリですが。
技能士のライセンス•パスポートの更新期限が数日後に迫っています。
実際のところ、この５年間で１度も使った事は無いのですが。
とりあえず手続きだけはしておこう！
この１ヶ月は絵付けもロクにして無いので、こんな事ではアカンのです〜。



当面のイベント予定も無いしで、なかなか気持ちが盛り上がらない新年の始まりですが。
幸せの青い鳥か、緑の鳥が、飛んで来てくれますように！

青い鳥

今年も残り１日となりました。
コロナ禍での、誰も経験した事の無い１年。
苦しかった気持ちだけ残して、何が何だかの内に足速に過ぎて行ってしまった‥終わってみると、そんな感じです。
新年は皆様の元に（モチロン私にも）幸せの、青い鳥がやって来ますように！
願っています。



私はと言えば、珍しく昨日の内に年賀状の投函も終わったのですが。
やっぱり気のせいじゃ無くて、プリンターの調子が悪かった。
筋が入る事を予測してベタ面の小さいデザインにしたのに、やっぱりダメな物はダメなのじゃ。（涙）
慌てて買い揃える事に。
でも、プリンターがとてもコンパクトになった事は嬉しいです。
日頃放置している水周りを狂ったように（笑）掃除したり、お節の買い物に行ったり‥。
絵付けを忘れてしまっているので、年が明けたら気持ちを引き締めないと。
先週末は「小鳥カフェ」さんが主催している、渋谷西武の鳥イベントにチラと顔を出しました。
不義理しているので、御挨拶に。
アチコチで大きなイベントを打っておられる小鳥カフェさんですが、春の自粛の頃にはお店の危機もありました。
クラウド•ファンディングで、とりあえずの資金集めをされたところ。
日本全国の、鳥好きさんのパワーはスゴかったのです。
私も参加しましたが、思っても無かった返礼品を（もう何ヶ月も前に）頂いて。
小額の寄付なのに‥クラウド•ファンディングをする立場と言うのも、大変なのだなぁと改めて。



頂いた来年の鳥さんカレンダーは、キッチンの壁にかけました。
カフェのコーヒー•チケットも、来年こそは使いに行きたいと思っています。
百貨店イベントの委託販売に、声をかけて下さったので。
そして、やっぱり鳥界は関わりを持ちたい場所なので。
ペンダントやブローチを作ってみようかなぁと、思っています。
実用的と言うよりは、生活を豊かにしてくれる、ちょっと贅沢な物を目指して行きたいです。

しばし冬眠

クリスマス•イヴは寅ちゃんのお迎え記念日でした。
家に来て、もう11年にもなるのかと感慨深い。
いつも一緒に居る相棒なので、ずっと元気で機嫌良く過ごして欲しいです。



私と言えば、出展が終わってこちらのんびりで。
承ったオーダーはあるのですが、ボケボケ気味の暮らしです。
お教室時に１回描いたのみで、絵付けもサボリっぱなし。
その時々で思いついた事をしていると、アッという間に日が暮れてしまう。
ここ２〜３日は、去年と今年分の収支決算をしています。
デザイナー時は青色申告をしていたのですが、廃業して一旦卒業。
数年前に税務署で「（この収入では）まだ来なくて良いですよ」と言われて以来、お金の出入りは書き留めているものの放置してました。
改めて数字を出して見ると、このままではアカンと反省。
材料費、交通費や通信費、運搬費‥諸々引くと、自分の作業代が出てない状況が見えてしまった。
来年の目標は「サスティナブルな活動」です。
先日のお教室で、佐々木先生に柚子を頂きました。
広いお庭で色々育てておられるので、時々お野菜等くださるのです。
今年は東急でお会いできなかったY様からも、毎年頂く柚子と里芋が届き。
柚子がたくさん‥お鍋に使うだけでは食べきれないので、マーマレードを作りました。



日頃は、こういう丁寧な事をスッ飛ばしている暮らしなので新鮮！
そして自家製は、香りも良くて美味しいです。
パンやヨーグルトと食べても美味しいですが、ポークソテーに添えても絶品でした。
出かけなければ行けない用事もあるのですが、億劫で街中に足が向きません。
この１週間の感染者数の増え方は、オソロシ過ぎる。



やはりコロナで足が遠のいていたお墓参りには、今の内に行って来ました。
デート代わりにチョイチョイ行っていた、牛久の大仏様ですが。
今年はお盆も、お彼岸も、行ってなくて‥。
下手をすると年明けは、もっと悪い状況かもしれません。
こうなると２〜３月の出展が白紙になった事は（実績を作りたい場所ではありましたが）気をもまなくて良いので、良かったです。
５月の出展まで、しばし冬眠。
その頃は、明るい世界であって欲しいです。
この日はちょうど、木星と土星が 大接近しているという時で‥日が落ちると明るいのと、小さくボヤけてるのと、南西の空に並んだ２つの星が。
それを見ながら帰って来ました。
次に近付くのは60年後と言うことで‥その時は確実にこの世の人では無いよねと、夫婦揃って見る事が出来たのは良かったです。

今年最後の

ここ数日は、お出かけが続きました。
まず、今年最後の佐々木裕子先生のお教室。
窓もドアも開け放って、寒い中での絵付けです。
淋しい程に机も離していると言うのに、帰宅後に感染者数最多•東京800人越えのニュースを知って大ショック！
それから高止まりの日々ですが、池袋の百貨店で「小鳥サミット」が始まりました。
出展は数ヶ月前に決まるので、出展者には力の及ばぬ事で大変です。
阪神梅田で御一緒していた作家さん達も多いので、やっぱりお顔が見たくて行く事に。
会場はスカスカでも無く、密でも無くて、人ごとながら良かった。



１年ぶりにお会いする「陶磁器工房 静」さんとは、閉店後におしゃべりも出来ました。
去年は水族館に御一緒したりもしたけど、今年はサスガに無理ですね。



「陶房呑器」さんのヨウムさんは、お鍋の下敷きにするのは可哀想〜‥で、壁に掛けました。
彼女のモザイク柄を使った作品が好きなのですが、１つだけ見つけてお迎えできました。
別の日には、古い友人Kちゃんとも久々に出かける。
東急本店にも来てくださったのですが、ゆっくりお話し出来なかったので。
ここ数年、Kちゃんが気に入っているという「アルピーノ村」へ。
埼玉新都心の駅を出て、スーパーアリーナの反対側というのは初めて行きました。
大きなショピング•センターが出来ていて、何も無い田舎と思っていたのに（失礼！）驚く。
そのまた先の方に歩いて行くと、アルピーノ村です。
村とは何ぞ？と思いましたが、レストランやギャラリーが集まった「村」でした。
今ドキの商業施設とは全く違った趣で、良い時間が流れていました。
50年の歴史があるそうで‥徐々に広がったのカモ？ですが、オーナー様は先見の明があります。
食事や洋菓子を買いにとかで、地元の人達が気軽に訪れている様子。
この日のランチは「洋食屋さん」へ。
エントランスに、枕木のようなガッチリした木が敷き詰めてあってステキ。
他にもイタリアンや、高級フレンチのお店があります。



珍しく家族以外との食事が続きましたが‥人数は２人、お店を選び、マスクを外している間は喋り過ぎないようにしました。
こうして気を遣っているのに、なぜ感染者が増える〜！
アルピーノ村にはギャラリーも２カ所あります。
中でも「樟楠」（kusukusu）は店主さんのお話も面白くて、気に入りました。
昔懐かしい、お婆ちゃんの家のような造りです。



ちょうど陶器の展示で、笠間と益子の作家さん８人のクラフト展でした。
蓋物好きの私としては、益子の豊田雅代さんの青い器から目が離せなくなってしまった。
とってもステキな、深い藍色の器。
蓋の模様はイッチン盛り、胴の方は削ってあります。
直径９センチ程の小さな物で、写真写りとはちょっと違うストンとした円柱の形です。