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リトルガーデンの陶絵付けやインコの寅ちゃん、日々のことなど。
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一昨日の事になってしまいましたが、鳥新年会がありました。
鳥活動を始めてすぐの頃「トリノカタチ展」というイベントの打ち上げとして始まって、毎年恒例に。
鳥作家さんが主なメンバーですが、鳥好きさんならば誰でも参加できるのです。
会場は「オペラハウスの魔法使い」という不思議な空間で、仮面を冠った怪人に席までエスコートして頂きました。
日頃は「食べる」がメインのお店セレクトなので、幹事さんの遊び心が面白かったです。
総勢10人余りのこじんまりした会でしたがお久しぶりの顔もあり、2次会まで楽しく鳥話で盛り上がりました。
帰宅すると、寅ちゃんが大騒ぎ。
オットが居たのでケージからは出ていましたが、屋根の上にポツネン‥としていました。
お母ちゃんの声を聞いて大騒ぎ。
ケージの屋根から羽をバタバタさせて飛び降りて、走って駆け寄って来ます。
そうまでされると不憫で弱い。
長時間放っておく勇気が無くなって、お尻が重くなりがちなので良くないです。
寅ちゃんのケージは扉の所に出易いようステップがあるのですが、何時もそこに止まって出たい出たいと大騒ぎ。
天井にぶら下がってひと回りしてはステップに止まって‥と、目まぐるしく繰り返します。
「ウギャー、ピギャー」と大騒ぎで、そこに「のんびりのサザナミさん」の面影はありません(笑)。

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昨日は鳥絵塾、お題は文鳥で白文鳥と並文鳥のペアを描きました。
「並」というのは初耳でしたが、お馴染みの桜文鳥は白と並を掛け合わせたもので何処かに白い斑が出ているそうです。
とは言っても並と桜の見分けは難しいらしい。
最近はシナモンやシルバーや、昔は見なかった色の文鳥さんも見かけますね。
日本には江戸時代に入って来た鳥さんだそうで、そういえば大河ドラマの「篤姫」のお部屋に文鳥さんが居て気になっていました。
昨晩は「文鳥まつり」を主催されているFeathertail工房の尾上羽夢さんが、うずら飼いのお友達と一緒に体験に来られていました。
谷口高司先生のお手本を見ながら描いていくのですが、いつも文鳥イラストを描いておられる尾上さんが「難しい〜」とおっしゃっていましたよ。
私も文鳥さんは何度も描いていますが、自分の描き方とは違うので難しい〜。
とはいえ鳥さんの頭と体を卵型から描き起こしていくのは、理にかなった方法で。
さすがに文鳥さんの形は覚えていますが、野鳥を描く時には「ここのラインを真直ぐにしてみたら?」と谷口先生の言葉どうりにしてみると、あらら不思議‥それらしい形に近づく、という事があるのです。
さすがに鳥図鑑の絵を多く描かれている先生です。

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寅ちゃんを言い訳にして、ちょっとダメな暮らしの今日この頃。
1日の大半の時間を自分のペースで使うという生活を1年近く送っていたので、どうも調子が狂っています。
ちょこちょこ呼ばれては諸々の事を中断して、寅ちゃんのお相手。
絵付けのペースも落ちているので、さすがにこれではイケナイ‥人間の私がシッカリしないと〜と思うのですが。
オーダー頂いているコザクラさんのカップルのお皿の周囲に色を入れました。
赤い部分はマスキング・シートで、筆で塗って乾かした状態。
これでフリフリの形にマスクをして、外の白い部分に絵の具をパディングします。
その後にマスキング・シートを一気に剥がすと、お皿のフチに色が入っているのです。
ただ今、このお皿は焼成中。
次回は細かい部分を描き込んで、金彩も施します。
もうひとつ進行中なのが、野鳥のマグカップ。
これはBIRDER誌3月号のアンケート企画のプレゼントになります。
タゲリにヤマガラにカワセミで、鳥種は編集部さんのリクエストによる物です。
1回目の焼成を終えたところで、去年のプレゼントに参加させて頂いた時にもタゲリは描きました。
田んぼに居る鳥さんだという事ですが、クリクリの目で可愛いお顔をしているので人気なのでしょうか。
渋さも入り混じったセレクトで、通好みなのでしょうね。

文一総合出版BIRDER誌
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お母ちゃん子の寅ちゃんですが、他の家族にも少しずつ馴染んでいるようです。
一緒に居る時間は短いですが家族が帰宅すると、まずは手に乗るのが寅ちゃんのお仕事。
最初はためらっていますが私の手を離れると「偉いね〜」と褒めてもらって、それはそれで嬉しそうです。
これはお昼寝中のお姉ちゃんの、二の腕でウトウト‥の図。
時々お母ちゃんを探してしまう時もありますが、ひと頃ほど「ダメ〜」という感じでは無くなりひと安心です。
ヘタレのくせに(笑)けっこう我が強い鳥さんで、嫌な事は「嫌〜!」と意志表示します。
人間の言葉を話している訳でも無いのに、もう本当にそう聞こえますよ。
ムスメは最終手段(笑)の餌付けで、寅ちゃんと仲良くなりたいらしい。
サザナミさんは果物が好きだというので、毎日おやつタイムがあるのです。
たぶん寅ちゃんが生まれて初めて食べた果物は、家でのりんごでは無いかと思うのですが。
他の果物と比べても特に好きらしく、櫛型に切った物を毎日シャクシャク食べています。
ちゃんと皮や芯の部分を避けているのには、思わず感心。
食べっぷりが良い割には食べ方が下手なので、半分くらいは下に落としているのですが。
普通の餌も長い時間モゴモゴやっている割には、意外と口に入って無いのカモ。
機嫌が良い時には「寅ちゃん、こんにちわ」とこちらが言うのに合わせて「‥ちわ‥ちわ」と言っています。

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気が付くと1月も半分が過ぎて、いつ迄もお正月ボケと言っている場合じゃ無さそうです。
今日からセンター試験が始まったそうで、寒さも厳しいので大変ですね。
ゆっくりペースなのですが、オーダーを頂いている「うちの子プレート」を描いています。
コザクラさんのカップルで、マロン君&チェリーちゃん。
何枚か頂いた写真は、羨ましいほど仲良しのシーンばかりです。
チェリーちゃんは首の周りの羽がフサフサで、豪華なショールを身に着けているよう。
それはマロン君からのプレゼント?と聞いてみたくなります。
おデコの赤は、掛け合わせで出しました。
陶絵付けでは赤は難しい色です。
もっと朱色っぽい赤の絵の具はありますが、これは混色できない等の制約がありますし‥。
コザクラさんはおデコの赤がチャーム・ポイントです。
焼成したら、鮮やかに発色したので良かった〜。
今回の焼成の後にはまた、影やアクセントを入れて立体感を出して行きます。
お皿の周囲の飾りも、次回は手をつける予定。
周囲の飾りの色はいつも悩むところです。
鳥さんに鮮やかな緑を多用しているので、へたな色を持って来ると落ち着かない感じになりそうで。
文字に使用している赤っぽい茶系の色「マルベリー」を使って、抑え目に行こうかと思っています。

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寅ちゃんは相変わらず甘えん坊です。
朝は大騒ぎの呼び鳴きで始まり、カバーをはずす迄やめません。
鳥さんの鳴き声で始まる爽やかな朝とは程遠いのです。
しょっちゅう出たくなって騒いでいるのですが、手に乗せたらご機嫌。
「グェグェ」という甘え鳴きがサザナミさんの場合なぜか「ブーブー」と聞こえるのですが、「ピィピィ」より「ブーブー」言っている方が多いです。
怒った時は「ガーガー」で、それだけでもインコさんのイメージとはかけ離れたものが‥。
風切り羽を思いっきり切られていて飛べないのもあって、さらに鳥さんから遠のいています。
動きも普段はのんびりでスリ足なので、ご先祖様の爬虫類に少し近いのカモ?
それでも「お母ちゃ〜ん」と走って来る時は、不思議と足が速いんですよ。
少し高い所からは巣立ちのヒナのように羽をプルプル震わせて「ピキョッ!」という掛け声と共に思いっきりジャンプもするのですが、体は放物線を描いています(笑)。
それでも本人は満足らしい所が可愛い。
羽が生え揃ったらどれ位飛べるのか?ちょっと楽しみですが、けっこう体が重そうです。
今日はソファとクッションの隙間に潜り込んで、「キャ〜」と嬉しそうな声を出していました。
どうも狭い所が好きらしいです。
これもインコさんと言うよりは、ハムスターや鼠のよう。
本当に不思議な鳥さんです。
イケてる時のお顔はハヤブサ系(笑)なのですが。

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東京は初雪で、どうりで寒いはずです。
今日は梅ちゃんの命日なのでキャンドルを灯けてあげて、寅ちゃんにも先代のお兄ちゃんインコさんの事をよ〜く言い聞かせておきました(笑)。
画像はルチノー・セキセイのチュン子さんのリーフ型のお皿2点。
「届きました」と、早々にお客様からご連絡を頂きました。
昨年秋のデパート展向けに作った「スズメさんの銘々皿」を気に入ってくださって、リーフ型のお皿でというオーダーです。
銘々皿の時はもっと余白が大きかったのですが、今回は「うちの子」なので少し大き目のレイアウトです。
昨年の春にはチュン子さんを連れてお花見をされたそうで、お花は桜。
楽器や音符を一緒に描くのも初めての事です。
以前に書きましたがオーダー下さったお客さまはオーケストラでオーボエを演奏なさっているので、チュン子さんにとってもオーボエは身近な物だそうです。
クラリネットに似た楽器なのだそうですが私は触った事も無いので、写真をお預かりしていてもちゃんと描けているのか心配〜。
金属部分のコントラストを強くして、質感が出るよう心がけてみました。
オーボエに乗っているチュン子さんは、2週間ばかり抜けかけた羽をくっつけていたそうで。
絵は、その思い出も一緒に飾って置けるので良いですね。
「特にオーボエのピッピさんは最高」と言ってくださったので、恐る恐る描いた私としては嬉しいです。
お皿の突起部分はご希望もあって、今回はオーボエに合わせてプラチナを使用しています。

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オーダー品の荷造りをして郵便局の本局に行く途中、着物姿のお嬢さん方を見かけました。
今日は成人の日でしたね、昔の人なので(笑)いつ迄経っても15日のような気がしています。
チュン子さんのお皿に付いては、改めて明日にアップ致しますね。
昨日は絵付けの学校の試験の説明会でした。
卒業後に試験を受けてポーセリンエキスパート認定を頂きましたが、もう1つ最後の難関があります。
分室を開くには、その上のマスターポーセリンエキスパートという資格が必要らしいのです。
分室を開くと陶画舎のカリキュラムを使って教える事ができるそうですが、私には向かないと思いますし全くその気はありません。
ただ年に1度しか行われない試験なので、好奇心もあって説明会に参加してみました。
以前の試験もそうでしたが内容は説明会でしか話題に登る事は無く、その後は質問もする事はできません。
連れが居たのもあって参加してみましたが、西洋・和陶合わせて10人にも満たない参加者で。
私はほとんどヒヤカシのような物ですし、全員合格の訳も無いですし‥本当に狭き門です。
課題作品の模写とオリジナルの食器セットを提出して審査となるので、大変な作業量で。
時間的にも(認定料の)金額的にも、ヒヤカシで受けるような物ではありません。
私は他で気になっている試験があるのですが、どうやって資料を集めたら良いのかも謎で。
先日チラと話題にしたところK先生が「僕も受けていませんよ」とおっしゃっていましたが、K先生が受験して対策指導して下さったら良いのに〜なんて思います。
何処まで行っても生徒の立場が好きらしいです。
とは言ってもヒネた生徒なので、どなたが先生でも良い訳ではありません。
年賀状用に描いた鶴のお皿の周囲を、他で使ったついでにプラチナで1週しました。
白い鳥さんなので、金よりは白金の方がしっくり来る気がします。
K先生に見て頂いて、褒めていただく(ここは重要です・笑)と、ヤル気が湧きます〜。

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昨日は今年最初の鳥絵塾、お題はオシドリでした。
漢字で「鴛鴦」と書きますが、鴛はオス鴦はメスを表していて「鴛鴦(えんおう)の契り」は切っても切れない夫婦の絆だそうです。
谷口高司先生によると、そうは言ってもオシドリのカップルは毎年相手が違うらしい。
冬になると毎年メスが新しいオスを選ぶので、この時期オスは選んでもらう為に美しさを増すそうです。
確かにオスは、色鮮やかで美しい。
変わった形の背中の「いちょう羽」は3列風切り羽が変化した物だとか。
子育ての頃にはオスは他のオスと遊んでばかりで、ちっとも協力的では無いそうで。
それでメスに見捨てられるのですね(笑)。
鳥絵塾では、こうした雑学が聞けるのも楽しみ。
鳥好きさんばかりなので、私が寅ちゃんをお迎えした事も他では無いような反響が返って来ます。
お教室はお勤め帰りの方も来られるように夜なので、家に帰り着くのは10時頃になります。
1番初めに帰宅したオットがケージを開けても、寅はシラ〜ッとしていたそうで。
次に見ると出て来てケージの上に乗っていたらしいですが、手を出すと向こうの方に逃げて行くので放っておいたら次に見た時は中に戻っていたそうです。
私の少し前にムスメが帰宅して声をかけても何の変化も無く、私の「ただいま〜」の声を聞くと大騒ぎで中から駆け出して来たそうで。
そこまで好いてもらって嬉しいですが「どれだけヘタレやねん?」と、何故か大阪弁で思います(笑)。
確かに2人?で居る時間が長いですが、やさしい声掛けが出来ないオットはともかく。
やさしく接してくれるムスメにまで、その態度とは〜。
大晦日の抱っこ写真はムスメで、その辺り迄は寅の態度に差は無かったと思うのですが。
どうしたら良いものやら‥。

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まだまだお正月気分で、昨晩はディナー・ビュッフェへ。
品川プリンスのビュッフェは人気だそうで、昨年から予約していたのです。
お値段も立派ですが、メニューも立派。
広い空間にデザート・和食・中華・洋食のキッチンが順番に並んでいました。
時間に制限が無いのと天井の高い豪華な雰囲気が、ビュッフェぽく無くて良かったです。
帰宅すると、すごい勢いで寅ちゃんがケージから出てきました。
数日前までは扉を開けても、餌を食べて、お水を飲んで、また餌を食べて‥と散々グズグズしてからだったのですが。
お外は楽しいのか「サザナミさんは動作がのんびり」という定説を覆す勢いで、走って出て来るようになりました。
その速さはもう本当に目を疑う程で、アグレッシブだったセキセイの梅ちゃんに勝るとも劣らず。
一旦出ると後は、まったり‥手の上に居ると満足らしいですが、色々と遊べるようになって欲しいものです。
グリップ力があまり無いようなので乗せたままアチコチ動くのは心配で、一旦とまり木に置くのですが。
もうそうなると呼び鳴きで大騒ぎです。
飛べない羽もバタバタして騒ぐので、ハガキ程度の物はふっ飛んで「風神様か?」と思う程。
「サザナミさんは鳴き声も静か」と何かで読みましたが、うちには当てはまらないようです。
今日は合間に寅ちゃんを出してあげながら、お皿の3回目の絵付けを。
ルチノー・セキセイのピッピさんです。
ルチノーさんは黒っぽい色素が全く入ってないので、鮮やかでキレイ。
オーダーくださったお客様はオーケストラでオーボエを演奏なさっているので、ピッピさんはオーボエの上が好きなのだそうです。
今回は珍しくお花以外の楽器や、音符を入れました。
オーボエという楽器は触った事も無いので、お預かりした写真を見ながらナントカ。
金属感を上手く出したいですが。

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プロフィール
HN:
リトルガーデン
性別:
女性
自己紹介:
リトルガーデンは白い陶磁器に小鳥と花を手描きしています。
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