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リトルガーデンの陶絵付けやインコの寅ちゃん、日々のことなど。
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今回は、イングレーズの青いお皿が多い展示です。
お買い上げにはつながらなくても、イングレーズはお好きな方が多い様子。



裏側はマグ•カップが充実しています。



さいさきが良かったのも束の間(爆)、土曜•日曜日は風向きが思いっきり変わってしまい。
お客様の数は多いのに、あり得ない程のサビシイ結果。
薄々感じていましたが、鳥さんに興味が無い方の率高いです。
この辺りは犬派が主流な感じで。
周囲のブランドのスタッフさんとお話しても、そんな感じがするそうです(涙)。
「可愛い〜」と寄って来てくださっても「でも、鳥が嫌いなの」とか。
「せっかくこれだけ描けるのだから、鳥は取っちゃえば?」とか‥耳の痛い御意見もあって、かなりへこむ。
お買い上げ云々はともかく、受け入れて頂けない事が続くとガックリ〜。
そんな中、文鳥まつり主催の「Feathertail」さんや「だが屋」さん達がイベント終了後に覗きに来てくださったり‥。
デザイナー仲間のAさんが来てくださって、ランチでリキを入れたり‥友人達に励まされました。
週明けの今日は流れが変わったのか?
朝1番でH様からお電話でオーダーを頂いて、ありがとうございました!
「飼い鳥のお役立ち便利BOOK」でお世話になったライターのKさんが来てくださったので、ランチがてらおしゃべりに盛り上がり。
売り場に戻って来ると、小さなスズメちゃんが飛び立っていました。
それからたて続けにバタバタと飛び立っていく子があって‥皆さん、たまたま通りがかったという初めましてのお客様だったのは嬉しい事でした。
そんなこんなで、折れかけていた(笑)気持ちが立ち直りました。
また、なんとかやって行けそうな気分。
明日は桑沢デザインの同級生、F子さんが来てくださるというので。
去年だか一昨年だかのプチ同窓会以来なので、楽しみ〜。
またもランチ•タイムが明るいです(笑)。



これは、今回お世話になっているエージェントさんのブログからお借りしました。
イイ感じの写真です。
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東急百貨店•吉祥寺店の出展も2日目を終えました。
今回は大きなテーブルを2つ「Tの字」型のディスプレイで、その横でデモンストレーションしています。



今回も常連さんのお客様方のお陰で、好調な滑り出しです。
いつもありがとうございます!
初日は準備もあって開店30分前には入っている予定だったのですが、電車が20分以上も遅れてしまい焦る。
絵付けの大荷物をかかえて駅から走って、なんとか体裁を整えたところですぐに開店で。
今回もまた開店と共にI様がご来店くださいました。
また!新しく赤いインコさんが増えたそうで‥とにかく沢山インコさんが居るのですが、今回も新入りさんのオーダーを頂きました。
ほとんど同時に前回、東急本店でウロコインコを爆買いしてくださったW様もいらして。
今回もこちらが驚く程の爆オーダーをして下さり‥私の方が「冷静に!正気になって!」(笑)と、お引き留めする立場になってしまうのですが、ありがたいやら、申し訳ないやら〜。
そしてまた追いかけるようにT様もご来店、数日中に新たにサザナミさんのお迎えが決まったそうです。
I様のお宅にはもちろんサザナミさん達もいるので、その場でお客様同士お話も盛り上がったご様子でした。
お昼頃までリトルガーデンのコーナーはお祭りのようで、いきなり大仕事を頂いて‥皆様ありがとうございます。
一段落して洗面所で鏡を見ると(朝は必死で走ったので)髪は荒れて、白粉も流れ落ちて‥普段と大差ないかも?しれませんが(笑)軽くショックを受けたのでした。



今日はやはり早い時間に東急本店の外商さんのお客様、K様がご夫婦でいらっしゃいました。
お馴染みの店舗もあるのに、わざわざ申し訳ありません〜。
そしてオーダーやリクエストや‥ありがとうございます。
12月のBunkamuraで、リクエストは少し反映したいと思います。
今日は上手い具合に順番でお馴染み様が来てくださり、その後のH様もご夫婦御一緒で。
イングレーズのオカメさんの製作途中をブログで御覧になって、お迎えに来てくださいました。
そういえばどなたも漏れ無く技能士試験合格のおめでとうを言ってくださり、ありがとうございます!
毎日のように絵付けをしているというのもきっと力になっているので、本当に皆様に支えて頂いて感謝しています。
やはり東急本店で御縁ができた御夫人が(小鳥は飼った事がないそうですが)わざわざ来てくださって驚く。
リトルガーデンの鳥さんをお迎えくださった後、鳥さんが気になって「フクロウ•バー」や「ペンギン•バー」や、行かれたのだそうです(笑)。
ご案内のハガキのスズメちゃんをお迎えくださり、ありがとうございます。
初日にウロコさんのマグをお求めくださったW様がfacebookで紹介してくださったそうで、御覧になったお友達の方が今日は訪ねて来てくださいました。
本当に色々とお世話になりっぱなしでスミマセン〜。
リトルガーデンの展示はオタク色も強いですが(笑)時々鳥話をしながら概ね楽しく過ごしています。
マグカップを描く日が続きました。
今回の東急•吉祥寺店さんは、やけにマグの多い展示となりそうです(爆)。
今日は宅急便で荷物を送り出したので、明日の夜は搬入作業。
時間が足りず諦めた事もいっぱいで、不本意なスタートとなってしまいますが。
オーダーは何でも承りますので、アイテム等もご相談ください。
飾り皿も、もっと欲しかった‥。
この夏のツケが回って来ました、今頃言っても遅いのでした(汗)。
先日、途中経過を載せた「スズメちゃんのお皿」ですが。
周囲を金彩でグルリと囲った他に、ちょこっと装飾も入れてみました。
ご指導いただいている佐々木裕子先生の作品は、こういう時の金彩もシャレていて「素敵だなぁ〜」といつも思うので。
雰囲気を真似っこしてみました。
オリジナルは黒地の大皿ですが、随分と違う感じの仕上がりです。
大皿のスズメちゃんを切り離して、他にもポーズを変えたスズメちゃんのお皿達を並べたら、良いセットになりそう。
あと半月あれば〜と、残念です。



この写真を使って、遅ればせながらご案内のハガキも作ることに。
ちゃんと東急さんにチェックして頂いて、東急ロゴの入ったご案内を出したいなぁ〜と思っていたのですが。
こんなギリギリでは、そんな余裕も無く。
外注に出してみたかった印刷も、相変わらずの自宅プリンターとなりました。



夕方からのやっつけ仕事なので枚数も充分でなく、ご近所の方を優先させて頂いています。
先程、郵便局の本局まで行って投函しました。
半日でも早く配達される事を祈ります(爆)。
偶然、会期が被ってしまったのですが、ご近所の「ギャラリー永谷」さんでは恒例の「文鳥まつり09」が開催されます。
「まつり」のついでに東急さんにも、お越しくださいませ。
東急百貨店•吉祥寺の出展準備は立ち上がりが大幅に遅れてしまい、焦る、焦る。
時間捻出の為、テクニカルとスケッチの授業を来月に振り替えして頂いたというのに、急な用事もできて‥なかなか思いどうりには進みません。
次回こそは(爆)もっと余裕の日程で動くよう、肝に銘じなければ〜!
そんなこんなの日々ですが、イングレーズの青いお皿を4枚描き上げました。
鳥部分の白地を残しながらまず背景を色で潰して、綺麗にお掃除しながら鳥さんを描く‥という面倒な事をしているので、直径15センチの小さなお皿1枚に1日がかりです。
背景が白ければ随分と手間が違うと思うのですが、なんとなく背景に色を入れたくなってしまう〜。
まずはオカメさんのお皿。



先日描いたオカメさんとビミョ〜にポーズを変えて、右側の子は珍しいことにホワイト•フェイスにしてみました。




野鳥のお皿も並べたかったので、まずは過去に何回か描いたスズメちゃん。
スズメちゃんはお好きな方が多いので、これは絶対にはずせない。
そして一昨年の冬に初登場以来のメジロさんとエナガさんです。





どちらも小さくて可愛い子達。
時間の余裕が無くて前回の下書きを使いましたが。
周りの植物は雰囲気で描いている部分もあるので、全く同じではありません。
もう1枚ヒヨドリさんの準備もしていたのですが、今回は断念!
そろそろ時間切れです〜。
本日スピード焼成に出して来ましたが出来上がりは1週間後、ほぼギリギリで。
搬入の行きがけに受け取る事になるかも?
こちらに焼成後の写真は上げられないかも?しれません。
技能士試験に合格して、しばらくフワフワ過ごしていました。
絵付けはグループや組織ごとに色々な試験や免許制度がありますが、これは国家検定で1番客観的な基準だと思っているので、本当に嬉しかったのです。
ちなみに職人、作家、絵付け講師等‥仕事としての実務経験が7年以上なければ受験すらできないこの1級試験。
その中で頭ひとつ抜け出る事は、かなり高いハードルです。
思えば手続きの締め切り日に、今年の試験実施に気付いた所からラッキーでした。
前回から3年ごとになったという事で、来年実施と思っていました。
あと1〜2時間遅ければとても名古屋まで受験手続きに行けなかったので、守ってくださる方があったとしか思えない。
手続きが終了したのは、締め切りの30分前という綱渡りでした。
2年前の2級受験で瀬戸を訪れた際、瀬戸の陶祖さまを奉っている神社の鳥居を建立するとかで。
受かりたいという煩悩がらみで(笑)少しばかりの寄進をした際、記念のメダルを頂きました。
このメダルはお守としてず〜っとお財布に着けているので、陶祖様の御利益があったに違いないです。
名前を自書したお札も、鳥居の足元に埋めてくださるという事でした。
フワフワの後は色々な事が感慨深く思い出されて、知恵熱が出て1日寝込み(爆)。
「病院に連れて行こうか?」という家人に「幸せだから、いいの〜」と、本当に幸せに寝込んでいました。
今年の夏は長い夏でした‥試験に始まり、試験に終わり。
体は丈夫な方ですが、メンタル含みなので思いっきり振り回されました〜。
資格が交付されるのは12月で更に引っ張るのですが、もう安心なので。
この後は待つのも平気、むしろ楽しみです。
今日は久しぶりのスケッチ。
10月度からの新学期の1回目の授業なので立体モチーフという事で、お題はゴロンとした「梨」。
随分と立派で、明日の朝食が楽しみです。



ちょっと色鉛筆に慣れて来て、色を選ぶのが面白くなって来ました。
基本の手の入れ方は鉛筆スケッチと同じように思いますが、色が加わる事で更に表現の幅が広がる気がします。
たぶん鉛筆スケッチの日々が無ければ、この境地には辿り着けなかった。
もっとマンガになったに違い無いです。
目の前の梨を構成する色の中から色をひろって、順番に重ねていきました。
鉛筆スケッチと違って、色があると補色(色相環で正反対に位置する色)を使える事も面白く。
前回の葉っぱもでしたが、今回も紫色を使っています。
今日は技能士試験の合格発表日。
全国一律の国家検定なので、色々な職種の試験結果とともに発表されます。
愛知県では朝から結果が貼り出されたと思いますが、東京に居てはネット発表を待つしかありません。
他の都道府県がアップされる中、愛知県はなかなかジラしてくれまして、4時にはなっていたと思います。
ようやくアップされたので、ドキドキしながら「陶磁器製造」を探し‥すると信じられないことに、私の番号がありました!
絵付け技能士1級に合格したようです。
半分諦めていたので、それから震えが来て何も手につきません〜。
今だに半信半疑で、何度も番号を確かめています。
週明けに合格通知のハガキを受け取るまでは、心底は安心できそうもありません(笑)。
試験当日の事は以前ブログに書きましたが「失敗した〜」と思う事の連続で、後はガックリして寝込んだくらいなので。
難関と言われる試験を1発合格したとは、本当に夢のようです。
何度も「もうダメかも?」と思いながらも、くじけず最後まで頑張って良かった。
瀬戸で試験に使われる花瓶の白磁が手に入らなかったので、ちょっと違うプロポーションの花瓶(これもO先生のお世話になりました)で練習を重ねたのですが。
蓋を開けてみると、今年から変わると噂のあった花瓶は以前と変わらずで。
リベンジ組が多かったので「ほとんどの方は、コレで2年余り練習されていたのか‥」と思うと、目の前が真っ暗になりました。
私の持っている花瓶の方が背が高くてお窯に入らず焼成していませんが、最後に時間を計りながら描いた物。



お花の直径は10センチ強です。
拭き取ると縁起が悪い気がして(笑)、7月からずっとこのまま置いていました。
アタリをとった鉛筆の跡も見えます。
高さ30センチの「肩はり花瓶」という事で、「肩はりは見せ場を上に持って来ないと」という佐々木裕子先生のアドバイスを頂いてデザインを考えましたが、これに関しては悩み抜きました。
単調になりがちな花なので、花芯に力を持たせる事も試行錯誤。
「ホワイト•エナメルをチョン•チョンと入れれば映えますよ」という先生のアイデアも、有り難く頂きました。
試験会場では手が震えてしまい、上手くエナメルが打てたかどうか未だに分かりませんが。
芙蓉の花がよくわからなくてデザインに時間がかかり過ぎ、実際に描いて練習する時間が短くなってしまって、後悔する事も多かったです。
大きな曲面は初体験だったので、慣れるまでがひと苦労。
絵の具と筆とオイルは、長年使い慣れた陶画舎の物が安心できたので。
こちらは陶画舎のテクニカルでお世話になっているW先生に、アドバイス頂きました。
本来は職人さん向けの1発描きの試験なので、1度にしっかり絵の具を乗せるというのも重要なのです。
焼成できる花瓶を持って無かったので、お皿でテスト•ピースを作りましたが。
後から数えてみたら、大小13枚ありました。
これも、花瓶への絵付けスタートが遅れた要因です。



泥縄にもかかわらずこの奇跡のような結末は、いつもご指導してくださっている先生方や、気にかけてくださった方々のお陰と思っています。
試験前にお詣りした瀬戸の陶祖様も、私を守ってくださったらしい。
今はまだ信じられませんが、ありがとうございました!
そういえば試験前2週間、ブログもご無沙汰していた頃は生活も試験一辺倒で。
何もかも放ったらかしでキーキーしていたので(笑)2度目が無いと決まった事で、オットが1番喜ぶカモ?しれません。
中秋の名月、スーパー•ムーンと、まん丸で明るいお月さまの日が続きました。
雲の流れが速いのにも驚きますが、雲の合間から顔を出すお月様も風情がありますね。
遊び癖がついて、なかなか絵付けがはかどって無いのですが。
鳥活動でも、絵付けの活動でも、立て続けに有り難いお話を頂いて、私の気持ちもスーパー•ムーン。
大きく、明るいです。
時期が来ましたら、こちらでもお知らせ致します。
今年は絵付けの受験が突然決まって(日程が重なりそうで)急遽出展エントリーをキャンセルさせて頂き、ご迷惑をおかけしたエージェントさんからもお電話を頂き。
もう来年の予定が1つ決まりました。
ウッカリ手続きを忘れていた冬の東急Bunkamuraも、同時にお誘い頂いて。
この夏はワサワサした気分で過ごしてしまいましたが、改めてしっかり活動して行かないと‥と、思います。
そうこうする内に東急百貨店•吉祥寺店の出展が迫っています。
吉祥寺店は中に入った事が無かったので、先週末に下見に行って来ました。
本店は超高級なイメージでしたが、それよりは生活に密着している感じです。
出展されていたのは陶器の石川覚子さんで、好きな作家さんなのでまたお会いできて嬉しかった。



鳥さんの種類が増えていました!
小さなお菓子入れにする予定ですが、時々は寅ちゃんのお風呂になってしまうカモ?のボールです。
残り3週間余りで、どれだけ頑張れるか?
大物の飾り皿は、春の東急百貨店•本店であらかた飛び立ってしまったので‥少々小さい物が中心となりそうです。
年末も近いのでイングレーズの丸皿と、深山さんの白磁に切り替えたマグカップをメインにする予定。
白磁の棚をゴソゴソしていたら、東急本店でデモンストレーションも兼ねて描いていたお皿が出て来ました。



「黒地スズメの大皿」の一部、端っこのスズメちゃんを描いていた物です。
もう少し手を入れたら、サラッと金彩を入れて仕上げようかな?
少し引いて見ると、お月さまのようにも見えるお皿。
「月に兎」で無くて、鳥さんが居ても良いかもしれませんね。
私の留守中は2日間くらいは、オットが帰宅すると寅ちゃんはずっと鳴き続けていたそうです。
3日目は無口になって背中を向けて‥4日目辺りからオットと2人で生きて行く覚悟を決めて(笑)オットの周りをチョロチョロしていたのだそうですが。
私が帰宅して「寅ちゃ〜ん」と呼ぶと、こちらに向かって駆け出して‥その様子は母親を見つけた幼児のようでしたが。
頭の上に飛んで来て、もう離れなくなりました。
そしていきなりオットには冷淡に、手の平を返した寅ちゃんです(笑)
動くので写真が悪いですが、水浴び中の寅ちゃん。
流水が好きなので、食器を洗っているとソノ気になって来るらしい。
いつも慌てて、洗っていた食器をバスタブの代用にします(笑)。
左足は食器のフチに、右足はギュッとお母ちゃんの指を掴んでいるのがおわかりでしょうか?



これでようやく寅ちゃんの平穏な暮らしが戻ったと思ったのですが、連休後半はオットが家に居て「一緒に何処かに行こう」とウルサイので。
ここ数日は連日のお留守番に逆戻りです。
東京湾で水上バスに乗ったり‥。



お彼岸でもありますし、恒例デート•コースのお墓参りも。



牛久の大仏様の足元には、花畑や小さな動物園もあるのですが。
お子様連れの家族に混じって、久しぶりに鯉にエサをあげたり、兎に人参をあげたり‥。
イイ歳の夫婦が最初は恥ずかしい気もしましたが、兎が可愛くて何度も人参スティックを買ってしまいました。
オットがけっこう嬉しそうに人参をあげていたのが意外(笑)。



「今日こそは絵付けを!」と思ったのに、やっぱり足を引っ張る人が約1名。
仕方がないので「中華街に食事に行こう」という事にして。



その前に横浜そごうの「そごう美術館」で開催中の「明治有田超絶の美」へ。
どうせなら気になっていたコレを観たい。
万国博覧会に出展した大物から、海外輸出向けに特化した物など‥明治初頭の有田焼の豪華な展示です。
オットはその間、カフェに行ったり、車の中でお昼寝したり‥。
焼きものや食器には全く興味が無いので、文句も言わずに大人しく待っているだけで良しとします。
日本で初めて磁器を作った有田焼は、明治時代に入ると新政府の殖産興業政策に乗じて海外市場に進出して行くのですが。
器の形は西洋風でも、文様は東洋風。
華やかで細やかな絵付けが素晴らしく、私の好きな有線七宝を意識したようなデザインの物もありました。
当時のデザイン画も多く展示されていて。
デザイン画と言えばオールド•ノリタケの画帳が有名ですが、有田でも江戸時代から図案は残っているのだそう。



この時代は焼きものも含め、工芸品は創意あふれて素晴らしい‥明治の人の心意気はスゴイです。
「これで駐車場がタダになる!」と、もちろん図録も購入しました。
シルバー•ウィークが始まりました。
先週はトータルで5日間よく歩き回ったので(歳なので)少し日が経った今頃になって、お疲れです〜(笑)。
ムスメは旅行に行ってしまって帰省しないので、のんびりのお休み。
ボツボツ絵付けも本腰を入れないとイケマセン。
今回の関西旅行の目的は中学の同級生4人での「オトナの修学旅行」で、3年ぶりの開催です。
九州方面から2人、関東方面から2人、真ん中の京都で集合します。
初日は遅目のランチの後、二条城へ。



ン十年前の本当の修学旅行は何処へ行ったのか記憶も定かでは無いのですが「鶯張りの廊下」の音の記憶に助けられてか、ここだけは全員が口を揃えて「行った!」と言いました。
2日目は近鉄電車で奈良まで足を延ばしました。
薬師寺は平山郁夫画伯が寄贈された「大唐西域壁画」の公開が翌日からだそうで…知ってしまうと惜しい気も。



教科書にも載っている薬師三尊像は、向かって左側の仏様は出張中でお留守でしたが美しいお姿です。
すぐ近くには唐招提寺もあって、建造物の色味もあるのか?落ち着いて好きなお寺でした。
奈良の街中から少し離れているので、ここ辺りは人も少なくて落ち着きます。



法隆寺にも行ってみたかったのですが、更に遠いそうで断念。
この後はバスで街中へ、東大寺を目指します。
正倉院や二月堂もあって、広〜いお寺です。



此処はやはり外せない場所のようで、修学旅行生も多かった。
興福寺や奈良公園から、ここら辺りは鹿さんが切れ目なく住んでいるようで。
本当に人より多いのでは?と思うほどです。



つぶらな瞳の可愛い鹿さんですが、鹿せんべいを持つとアッという間にスゴイ事になります。
グルリと取り囲まれて、鼻先でグイグイ押しておねだり。
美味しそうに見えたのか?私のお腹をくわえる子も(笑)。
背後の大きい鹿は立ち上がって‥ついには両前足を私の頭に乗せたそうです。
観光客のオジサンが、それを写真に撮っていたとか(笑)。
それでも好きなので、ついつい鹿せんべいを買ってしまいます〜。
3日目は伏見稲荷へ。
朱色の鳥居が幻想的ですが以前に来た時より人が多くて、ズラ〜ッと鳥居の連なる山道も混んでいました。
中国•韓国の方から、一目でわかる方まで、外国人率が高いです。
何かが写っても怖いので(笑)ここは写真無しで、お隣の駅にある東福寺へ。





再ブレーク中の作庭家、重森三玲が完成させた「八相の庭」のあるお寺さんです。
点在するお堂を回廊が繋いで‥とても好きな雰囲気。
小雨が降り出したのも、情緒があって良かったです。
京都駅に向かうタクシーの運転手さんが「東福寺は秋のお寺」と、おっしゃいましたが。
その言葉もステキですね。



確かにモミジの木が多かったので、紅葉すると見事でしょう。
秋はとっても混むのだそうで、空いている時期にのんびりできたのはラッキーだったのカモ?と思います。
おしゃべりメインなので、ゆっくりの観光でした。
中学生だったのは遥か昔の事ですが、全員子育ても殆ど終了して。
1人も欠けずに、こうやって集まれるのは幸せな事です。
水害とか、火山とか、地震とか、国会とか‥不穏な事ばかりですが。
今週は中学の友人達との京都旅行を前々から決めていました。
その前に、せっかくなので大阪のムスメの所にも寄ることに。
関西方面には高校の同級生Oさんも居ます。
大阪〜京都は在来線でもスグなので、まずは朝1で京都駅に集合。



相国寺承天閣美術館の「伊藤若冲と琳派の世界」へ。
「奇想の画師」として知られる若冲ですが、生き生きした筆使いの墨絵がとても素晴らしいのです。


ここに来なければ観る事のできない「鹿苑寺大書院旧障壁画 五十面」に度肝を抜かれ‥。
書院造りのお部屋の壁面が丸ごとガラスケースの中に展示してあって、襖や床の間に描かれた蘇鉄や葡萄が大迫力です。(これは常設展示)
鶏が野菜をついばんでいる絵がズラリと並ぶ屏風「群鶏蔬菜図押絵貼屏風」も圧巻でした。
お庭に鶏を飼って観察していたというだけの事はあります。
宗達や光琳も、とてもとても豪華な展示で。
これを観ただけで、初日から旅を満喫したような気持ちに。
先日の試験勉強で丸暗記していた、仁和寺の前で窯を開いて京焼きを始めた「野々村仁清」、楽焼きの始祖「楽長次郎」の茶碗や香合も展示してあって。
頭の中で繋がるのも楽しい事です。



お漬け物の老舗の「おばんさい」を食べに向かう途中、鴨川沿いを歩きましたが。
生活のすぐ側に、こんな美しい流れがあって羨ましい〜。
アオサギや、一瞬ですがカワセミの青色も見えました。



Oさんが下鴨神社の「糺の森」(ただすのもり)の原生林が良いらしいというので、次はそちらへ。
たまたま手作り市も開かれていて、面白かったです。
流鏑馬が行われる所を馬車で散歩できるというので‥馬車を見ると、どこ迄も付いて行きたくなる人なので(笑)‥勿論、乗りました。
優しくて大人しいお馬さん達です。



翌日は「おいしいお寿司」に惹かれて神戸方面、三宮へ。
一貫一貫がとっても豪華で、回らないお寿司なのにリーズナブル。
白子の酢の物は、あまりの新鮮さに鼻の穴がふくらみました(笑)。
やはり食べ物は関西の勝ち〜!
お買い物に寄った元町のアーケードで「フクロウ•カフェ」の宣伝をしていた小さなフクロウの「小梅ちゃん」がラブリーでした。

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プロフィール
HN:
リトルガーデン
性別:
女性
自己紹介:
リトルガーデンは白い陶磁器に小鳥と花を手描きしています。
お気に入りの小鳥さんを見つけてくださいね。
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