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リトルガーデンの陶絵付けやインコの寅ちゃん、日々のことなど。
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先日テレビで見かけた美しい器が目に焼き付いて‥直に見てみたいと茨城県陶芸美術館へ。
「板谷波山」没後50年の企画展です。
途中、北関東在住の中学の同級生Cさんと合流しての2人連れ。
美術館は笠間芸術の森公園という、見晴らしの良い丘の上にありました。
「板谷波山」は陶磁を「産業」では無い「芸術としてのやきもの」まで高めた陶芸家だそうです。
開校間もない東京美術学校で彫刻を学び、教師として赴任した石川県で釉薬の研究に没頭した後、東京の田端に築窯しました。
90年余りの生涯で作風は変化していくのですが、大型作品が集中している大正の頃の作品に特に惹かれました。
独自の艶消し釉を使用した「葆光彩磁」には「絵付けの概念」をひっくり返されたような感が‥。
薄衣をかけたような柔らかい色合いにウットリ〜。
当時の西洋への憧憬が反映されたアール•ヌヴォー風の絵柄もオシャレで。
作品の格調高さは一貫しています。
ご本人の写真もとてもダンディで、ご存命ならばフラフラついて行きたくなりそう(笑)。
来年早々には出光美術館でも企画展があるので、そちらも楽しみです。
心ゆくまで鑑賞した後は笠間稲荷神社へ。



この辺りは、お店が建ち並んで賑やかです。
ちょうど「笠間の菊まつり」の最中で、境内は菊で溢れていました。
菊とは思えないような、大振りな豪華な物が沢山。
菊人形も懐かしい気がしました。
200円で乗り放題の周遊バスが便利で、この後は「焼き物通り」へ。
窯元さんやギャラリーが多く並んでいるのですが、満足に見れない内に時間切れ〜。
5時にはトップリ日も暮れて、お店も閉まってしまいます。
楽しい1日はアッという間ですね。
笠間は「(昔は)土管を作っていた」イメージが強くて、今回ようやく初めて訪れたのですが。
予想に反して、綺麗なステキな街でした。
他にも美術館があるので、また行きたいなぁ。
お天気にも恵まれて、紅葉も少しだけ見る事ができました。
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プロフィール
HN:
リトルガーデン
性別:
女性
自己紹介:
リトルガーデンは白い陶磁器に小鳥と花を手描きしています。
お気に入りの小鳥さんを見つけてくださいね。
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