華やかなお皿

ようやくユウギリインコのキラちゃんの「うちの子お皿」をお届けする事ができました。
I様、たいへんお待たせしました。



ワンパクでいばっている（笑）男の子だそうです。
お預かりした写真はぶら下がりポーズの物もあって、確かにオテンバな感じ。
上のキラちゃんは足の指をハミハミしています。
I様のお宅には沢山のインコさん達が居るそうです。
以前に白地でサザナミさんのお皿を描かせて頂いた事もあるのですが、今回は黒地の「スズメの大皿」をご覧になって「あのイメージで」というオーダーでした。
黒地の部分を極力少なくして、色味の部分を増やす。
食器としても使いたいので、金彩飾りの下地のザラザラしたテクスチャーは使わない‥というご希望です。
条件を気に留めつつ、山ブドウの茂みの中でワンパクのキラちゃんが伸び伸び遊んでいるイメージで製作しました。
緑の茂みの中に緑の子ですが、色のトーンを変えて境界がわかるように。
周りに散るパステル•トーンの山ブドウの実が良いアクセントです。
金彩はあまり多く使ってハデハデになっても‥と思い、山ブドウの実の部分（塗りつぶした物と周囲をくくった物）と、キラちゃんのお名前のシャドーにのみ使用。
今日お手元に到着したそうで、華やかなお皿で喜んでくださっている旨メールを頂きました。
黒地というのは、とても豪華な感じに仕上がります。
うっとり見とれていると言ってくださって、とても光栄に思っています。
キラちゃんの羽がフカフカで生きているように感じて、思わず触って確かめたのだそうで。
そこは私的に拘っている部分なので、とっても嬉しく思いました。
ご家族にも喜んでいただけて良かったです。
ご本人（鳥？）は満足してくれたでしょうか？