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リトルガーデンの陶絵付けやインコの寅ちゃん、日々のことなど。
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ずっと前からの約束でしたが、ようやくY子さんと銀座ランチ。
ついでに谷口高司先生の野鳥原画展へも足を運びました。
先生の鳥絵塾もすっとサボリっ放しで、あちこち不義理をしています〜。
数日前にお婆ちゃんになったばかりのY子さんとお別れした後は、竹橋へ。
近代美術館で「竹内栖鳳」展が開催中で、これもずっと気がかりでした。
会期も残り少ないので、ようやくです。
「東の大観(横山大観)、西の栖鳳」と言われた京都画壇の大家ですが、伝統的な日本画を学びながら、異なる流派の筆使いを入り交えるとか、西洋の「写実」の美術に触れその手法を取り入れるという試みをしていたので鵺派‥鵺(ヌエ)は鳥でも無い、獣でもでも無いという事で‥と呼ばれた事もあるのだそうです。
山種美術館、日本橋高島屋と重複する展示もありましたが、初公開される物も多く至福の時間。
スケッチも沢山残されていて「やっぱりスケッチは基本よねぇ」と、思いました。
最近のマイ•ブームのお方なので、時間も気にせず心ゆくまで行ったり来たり、座ったり(笑)。
観察を基にした描写もさる事ながら、思いっきり大胆な構図や、余白を生かす繊細な構図もスゴイ。
以前の展示でも図録を求めましたが、別冊太陽も特集を組んでいたので(印刷が良いので)今日は2冊GETとなりました。
ちゃんと見る事は少ないのですが、持っているだけで満足なのです(笑)。
代表作といえば、すぐにこの「班猫」が挙げられますが。
動物の絵は大きい物(象やライオン)から小さい物(ネズミや蜂)まで、その場の空気も描かれているようで惹き付けられます。
鳥さんを描いた作品も沢山で。
最晩年に描かれた「春雪」は、手漕ぎの船の舳先にカラスが1羽ポツネンと雪に降られながら留まっている絵ですが。
カラスの心情まで伝わってくるようで、切なくなって来ます。
栖鳳はスズメさんが大のお気に入りだったそうで、雀の絵も多く残っています。
「チュンチュン」と鳴き声が聞こえてくるようで、思わずニッコリしますよ。
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HN:
リトルガーデン
性別:
女性
自己紹介:
リトルガーデンは白い陶磁器に小鳥と花を手描きしています。
お気に入りの小鳥さんを見つけてくださいね。
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