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リトルガーデンの陶絵付けやインコの寅ちゃん、日々のことなど。
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戻って来て翌々日には絵付けの学校のテクニカルの授業が始まって、いつもの暮らしが始まりました。
会期ギリギリになりましたが、昨日はずっと行きそびれていた三井記念美術館の「アール•ヌーヴォーの装飾磁器」展へ。



数年前に京都•細見美術館で見た「塩川コレクション」と被る展示物も多かったですが。
この時代に流行った「釉下彩」は優しい色合いです。
下絵付けと同じで(釉薬をかける前の)素地の上に華飾する方法ですが、下絵付けは和陶でよく見るような単色使い、釉下彩は多彩色の絵付けの事を言います。
今はリヤドロのフィギアで見るくらいでしょうか‥。
上絵付けの鮮やかな色とはまた違う、優しい色合いです。
ジャポニズム流行で日本の七宝などをお手本にした跡がありましたが、日本では同じ時代に宮川香山や板谷波山や‥ヨーロッパの陶磁器の影響を受けています。
図録はお手頃価格なのに、写真も装丁も綺麗で嬉しい。
そして今日はひょんな事から知った催事を見に、東急百貨店•たまプラーザ店へ。
「アトリエMiu」を主催されている村田美弥子先生の展示•販売会です。
ロイヤルコペンハーゲンでペインターをなさっていた石井逸郎先生に、長く師事されているのだそう。
その描き方を軸として、オリジナルの世界を作っておられます。
正当派の食器の絵付けは、上品でステキですね。
「鳥」から入ったので‥食器としてどう展開するか?悩み多き私には、とても勉強になりました。
初対面で押し掛けて行ったにもかかわらず、楽しくお相手してくださったステキなお方です。



スミレのトレー(ペン•トレーのサイズ)をお手本にお迎えしました。
これはコペンハーゲンのフローラダニカの面影がありますね。
ペンで薄く輪郭線を描いた後に彩色されるのだそうで、優しい色合いがとても美しい絵付けです。
朝に夕に、眺めて精進します!
どちらの展示も今月一杯、水曜日まで。
大きい台風が来るというので慌てて見て回りましたが、被害が少ないと良いですが。
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プロフィール
HN:
リトルガーデン
性別:
女性
自己紹介:
リトルガーデンは白い陶磁器に小鳥と花を手描きしています。
お気に入りの小鳥さんを見つけてくださいね。
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