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リトルガーデンの陶絵付けやインコの寅ちゃん、日々のことなど。
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昨晩は新聞のテレビ欄に「七宝花鳥図」の文字を見つけ、もしや?と思って番組を見てみました。
迎賓館の部屋を飾る、七宝焼の花鳥図の額32面。
これは濤川惣助さんという作家の手による物で、無線七宝という技術だそうです。
金属板の上に釉薬を流し込む時、モチーフの形なりに金属で仕切りを作って色を分けるという事ですが。
この方は焼成前に金属を抜いて釉薬が混ざりあう微妙な色のボカシを出しているので、やわらかい感じが絵画的です。
当時としては、画期的な事だったらしいのです。
大好きな花鳥図ですし直に見てみたいですが、展示場所が場所だけに庶民には遠いですね。
昨年の暮に三の丸尚蔵館で、1900年のパリ万博に出展した工芸品の展示を見ました。
この時からずっと並河靖之という方が気になっています。
あいにく展示が入れ替わって直に作品は見られなかったのですが、目録に載っていた四季花鳥図花瓶の写真が忘れられません。
こちらは金属を残した有線七宝で、工芸的な精密な絵です。
作品は花鳥をモチーフにした物が多いのですが、金色の罫線で輪郭をとっているので比べると和風な感じ。
この2人のナミカワさんは同じ時代に活躍されて、迎賓館も2人のコンペだったそうです。
洋風な雰囲気が迎賓館の建築に合うという事で、濤川さんに決まったそうですが。
東の横綱、西の横綱、と呼ばれていたのだそうです。
今度の大阪行きは京都に寄って「西」の並河さんの美術館に行くという、ついでの目的も。
ご本人がお住まいになっていたお屋敷だそうで、お庭も素晴らしそうです。
私の花鳥図はこの後に金彩をして、お窯に入れました。

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昨日は絵付けの学校と、鳥絵塾とのはしごでした。
絵付けの学校の動物講座では、ウサギの陶板を描いています。
動物の毛並みは平筆を起こして描くのですが、K先生の追っかけ歴も長くなった私はけっこう得意。
「上手いです」と誉めていただけるのですが。
「ちょっと毛が硬そうに見えますね、長さを短目に描いてみましょう」と先生がおっしゃるとうりにしてみると、あ〜ら不思議。
柔らかそうなウサギさんの毛並みに。
たった一言のアドバイスですが「目からウロコ」のポイントで、1日の収穫としては充分満足です。
その後は息つく暇も無く、谷口高司先生の鳥絵塾へ。
お題はコノハズクでした。
足の指が前2本・後2本というのは知っていましたが、これはインコさんの指とは違うそうで。
前3本の指の内側の1本が、自由になるので後に回しているそうです。
なので、インコさんと違って内側の指の方が長いのだとか。
他にもお腹の模様が縦に並んでいるというのも、私は初耳で。
以前コノハズクのお皿を描いた事がありますが、知らなかったとはいえ大嘘を描いていました(恥)。
神戸の花鳥園でコノハズクやフクロウを沢山見ましたが、「可愛い〜」と思いながらなので観察には程遠かったようです。
良い先生について学ぶという事は、こうやって大事な「ちょっとした事」を積み重ねて行けるという事なのだと思います。

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先日発送した鳥展のお礼状のお返事に、お手紙を頂きました。
以前から素敵と思っていたkuroyagizaさんのメッセージ・カード(しかも鳩さんモチーフ!)で、小さな青い鳥も一緒に。
年上の(笑)デザイナー仲間、Yさんに付き合って来て下さったTさんからでした。
年が少し離れているのでお会いした事はなかったのですが、私にとって学校と職場の先輩にあたります。
ひと頃は3人で、歌舞伎を観に行っていた時期もありました。
某有名イラストレーターを影で支える奥様なのでお仕事はなさっていませんが、とてもマメでセンスが良いのでチョコチョコと何でも作ってしまう方です。
ターコイズ・ブルーのビーズを編んで作った青い鳥のブローチは翼の先が金色で、黄色いハートをくわえていました。
梅ちゃんが青い子だったので、私は青い鳥が大好物(笑)。
こういう細かい手芸は絶対に出来ない事なので、とっても嬉しいです。
青い鳥といえば、今日から手を付けたプレートのインコさんもそうでした。
こちらも随分お待ち頂いているので、今週中には仕上げます。
特に左側のインコさんは色も目つき(笑)も梅ちゃんによく似た男の子で、見ていて嬉しくなって来ます。
久しぶりにBIRDMOREさんにトリさん達を発送しました。
明日は画像処理をして納品伝票等、送信しないとイケマセン。

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暖かくて初夏の気候ですね。
Tシャツ1枚でフラフラできる季節到来、気分良いです。
ベランダに出ると、ちょうど飛んで来て手すりに止まったばかりのスズメちゃんとはち合わせ。
私に驚いて「キャッ!」と叫んで、スズメちゃんは飛んで行ってしまいました。
きっと「チュン!」か何か言ったのでしょうが、そういう風に聞こえましたよ(笑)。
もうちょっとゆっくりして行けば、何かもてなしてあげたのに‥と思いますが。
今日もお仕事だったオットが、お土産を持って帰宅しました。
その箱を見て「ピエール・マルコリーニって、あのピエール・マルコリーニ?」と、大コーフン。
テレビのチョコレート特集か何かで見た事がありますが、ベルギーの有名パティシエが作ったチョコレートのお店です。
銀座にもお店があるのだそうですが、いつも混雑しているらしい。
ベルギー人の方のお土産だそうで本国からトランクに入って来ているので、お店の物程はコンディションも良くなくて。
この暖かさで、どうかな?と思いますが。
お店では、輸送時も温度管理に気を配っているそうです。
心なしか我が家に来た赤いハートのチョコは、色が悪いような〜。
早速ホームページで確かめると、とっても高価。
6ピース、10ピースで2〜3千オーバーは当たり前。
そんな有り難いお客様なので、お皿はジノリのベッキオ・ホワイトにしてみました。
頂き物は数えてみると(笑)、小さいながらも34個!
「ひゃ〜」と喜びながら、毎日チビチビ食べる事に致します。
良くやった!オット!!

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毎年この時期に東京ドームで開催されるテーブルウェア・フェスティバルに行って来ました。
ここ2年くらい行ってなかったのですが、以前より大手企業のブースが減っている気がしました。
人出は相変わらず多いとは言え、やはり不景気なのでしょうか。
英国のウェッジウッドも、まさかの倒産でしたしね。
展示販売のブースに混じってオリジナルのテーブルウェアのコンテストや、テーブル・コーディネートのコンテストも開催されています。
コーディネート部門の展示はステキですが、大がかり過ぎて我が家でそのような飾り付けをする事があるとは思えずいつもカルク流します。
お好きな方はあちらこちらで、ため息と共に写真を撮っておられましたが。
私はコーディネートして作り上げた物よりは、「器」その物の方が好きらしい。
今回は大倉陶園のチャイナペインティングスクールと絵付けの先生方を会員とするJ.P.P.Aの併せて100人の方の絵付け作品の展示があるというので、それを見たかったのです。
思ったよりは小さい展示でしたが、やはり見事な物でした。
とても手の込んだ豪華なセットが並んでいて、カップ&ソーサーがズラリと並んだコーナーは人それぞれの個性が際だって面白かったです。
各地からの窯元のブースを覗くのも面白い。
昨夏に行った有田の作家さんの作品も並んでいました。
やはり有田焼きはステキです。
以前はもっと味のある「焼き物」という感じの物を好んだ時期もあるのですが、今は削ぎ落としてスッキリとした磁器が良いなぁと思います。
画像は、手描きの絵付け作品の展示コーナーです。

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昨日はお天気も良かったので、皇居の三の丸尚蔵館へ。
今は1900年のパリ万博に出展した工芸品の展示中です。
待ち合わせたAさんがご主人連れだったので妙な3人連れになりましたが、ご主人とも10年以上のスキー仲間なので遠慮無く。
皇居のお掘には白鳥にカモメ、ゴイサギに鵜‥と、沢山のトリさんが。
中も小鳥の声が賑やかでシジュウカラが沢山いました。
日本庭園の大きな木の下はウッド・デッキになっていて、お気に入りの場所。
夏は木陰が涼しいのですが、この時期も寝転ぶと空が広くて気持ち良いです。
皇居の側のパレスホテル10階のティー・ルームも景色が良いので、三の丸の後は必ず立ち寄る好きな場所。
日本橋三越で大マイセン展が開催中なので、デモンストレーションの時間に合わせてブラブラ歩いて行くことに。
デモはアラビアンナイトのシリーズを描かれる紳士で、65才という年齢よりはずっとお若く見える素敵な方でした。
個人的には自然派の花の絵付けや柿右衛門様式や‥マイセンでも違うスタイルが好きなのですが、アラビアン・ナイトは特別なシリーズだそうでマイセンの中でも絵付けを許されているのは4人だけだそうです。
お値段もまた特別に良いシリーズですが、ペインターの直筆サインも付くという事でバタバタ売れていて驚きました。
リーマン・ショックもなんのそのです。
私は勿論、見るの専門。
アラビアン・ナイトは絵にも金が多用されているシリーズですが金が金液という液体で無く、絵の具と同じ粉状で驚きました。
98%の金だそうで、持たせてくださいましたがズッシリと重い粉です。
これを絵の具と同じメディウムを使って溶いていたのには、またビックリ。
そして別れた後にまた私がマイセン展に戻ったと知ったら、A夫婦はさぞ驚くことでしょう。

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昨日の日曜日は起きてからもダラダラと‥あっという間にお昼近くになってしまいました。
国立博物館の大琳派展の最終日で、ずっと心に引っ掛かっていたのですが。
この展示は10月の早い時期に1度見に行っていて、とても素晴らしかったのです。
大好きな酒井抱一の作品があんなに沢山揃う事はこの先に無いかも?と思うと、居ても立ってもいられなくなりました。
行くと決めたとなると、私の支度は速いのです。
随分前から出かける準備を始めていたムスメを追い越し「速っ!」と言われながら、家を飛び出して上野へ。
朝から小雨が続いていたので「空いているかも?」と思った私の読みは、みごとハズレ。
皆さん考える事は同じで、建物の外で10分程度並ぶことになりました。
展示品は前半とかなり入れ替わっていて、入ってスグの所に俵屋宗達、尾形光琳、酒井抱一、鈴木其一の4人のそれぞれの風神・雷神さんがありました。
琳派を象徴する4つの風神・雷神さんが、一堂に揃うのは初めての事だそうですよ。
その辺りの混雑はスゴかったですが、奥に行くにつれ人も減って見易くなって来ました。
大体の様子はわかっているので興味のある所を重点的に。
大和絵などの人物の描かれている物は、実はあまり興味が持てないのです。
お目当ての酒井抱一の花鳥図も一部入れ替わっていて、行って良かった。
前回は写真印刷の色を汚く感じて購入しなかった図録を、やっぱり買う事にしました。
実物と比べると多少の難はありますが、家に帰って眺めても楽しいです。
私が博物館の建物を出たのは3時半も過ぎていましたが、外の行列は更に伸びていました。
皆さん、ゆっくり見る事ができたのでしょうか?
土・日は本当に好きな事ばかりしていたので、今日は真面目にインコさん達のプレートを仕上げ。
明日の朝にお窯から取り出します。

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オットが出張から帰って来ました。
海外に出張した時のお土産はゴディバのチョコレートと、スワロフスキーと決めています。
放っておくと時々、信じられない‥全く嬉しくない物を買って来るので、その方が安心。
ゴディバは日本にも沢山お店ができましたが、1粒のお値段を見るととても日常では買えません。
スワロフのアクセサリーは当たりハズレが無いのと、空港のデューティーフリーで簡単に手に入るので。
今回はオマケのマトリョーシカがとっても可愛くてツボでした。
10個のお人形が入れ子になっていますが、1番大きい子が4.5センチという大きさなのです。
9番目の子は米粒程で、お腹の中にはゴマ粒のような子がもう1人。
この子は9番目の子の胴部分をくり抜いて作ってあるので、さすがに取り出すことはできません。
小さいので4人目くらいからだんだんお顔もグチャグチャになって、そこも愛らしいです。
一番下のピンもマトちゃんが沢山ぶら下がって、可愛いらしい。
オットにしてはヒットです。
今回の私のスワロフはブレスレットでした。
あまりしないので珍しいですが。
「デパートのデモンストレーションの時にしてね」という事らしく、オットなりに応援してくれているらしい(笑)。
描く時には邪魔かな?とチラと思いながら、気持ちは有り難く受け取って。
ムスメはムスメで別にお土産があるのですが「ブレスも良いね」「お母さんにはキツクて着けはずししにくいんじゃ無いの?」と狙っています。
実際少々キツイのですが、指がつっても頑張って着けますとも(笑)。

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昨日は鳥絵塾の前に池袋のデパートに立ち寄って、白磁を購入。
普通の白磁だと問題無いのですが「ニューボーン」等と書いてあると、どんな温度で焼成すれば良いのか?
既にプリントしてある食器がほとんどなので、手っ取り早くデパートで素材を揃えようとすると結構大変です。
もう失敗している暇は無いので安全の為、何度か使っているナルミのボーンチャイナを買いました。
当初に考えていた物とは感じが変わりますが、それも一興でしょう。
折しも大好きな北海道展が始まったばかりでチラと覗いたのですが、これ以上荷物が増えても‥と、おいしい物が沢山ですが諦め。
先週はお隣のデパートの北海道展にも行っているのですが出店しているお店も違うので、やっぱり我慢できずに朝1で池袋へ。
平日だというのに会場は既に大盛況で、いったい皆さん何をしている人なのか?
‥と思ったのですが、考えてみると自分もその中の1人でした(笑)。
お目当ての数量限定のスイーツやお弁当をゲットして、いそいそと帰宅。
関東は今晩から台風13号が通過しますが、これで食料の心配も無し。
安心して、家に篭って絵付けができます。
但し雨台風だそうなので、お窯は使えそうもありません。
カップルのお皿は3度目の絵付けを終えましたが、ホコリを付けないようにして晴れるまで保管。
リムの部分に濃紺をパディングをしてみたのですが、次のタイミングで絵のバックにも一部色を入れようと思っています。

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今日は鳥絵塾。
新宿御苑ギャラリーでの展示を終えたカラス君が、手元に戻って来ました。
会期中には2千2百人余りのお客様が、会場に足を運んで下さったそうです。
単純計算しても1日300人以上で、スゴイ数字にビックリ!
さすが谷口先生です。
私のハンサムなカラス君もそれだけの方に見ていただいて、さぞ照れている事でしょう。
絵のタイトルは、何を付けても良いという事だったので「タイプです」(笑)。
その辺の殿方より、よっぽどステキなのです。
ボタニカル(植物画)を描いていた時の額が家に沢山あるから‥と思っていたのですがマットがたっぷり取ってあったので、ほんの少し大きくて収まりませんでした。
額装した立派な写真をアップしたかったのですが、会場は撮影禁止だったので残念。
今日の鳥絵はモズのメス。
肉食のモズは「ハヤニエを立てる」と言って、エサをそこら辺のフェンスや植え込みに刺しておく習性があるそうです。
今日のモズは小さなお魚をハヤニエにしていました。
きっと蛙や蛇だと、女子が騒ぐからでしょう。
家でカモの資料集めをしながら、泳いでいる時の翼が実際以上に小さく畳まれている気がしていたのですが‥先生に説明していただいて納得。
見過ごしてしまいがちな事ですが描くとなると、こういう知識を知っているのと知らないのとでは全く違うのです。
勉強になります、真面目に通わないと〜。

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HN:
リトルガーデン
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自己紹介:
リトルガーデンは白い陶磁器に小鳥と花を手描きしています。
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